1年次は全員が共通の内容を学びますが、2年次にトリマーコースを選んだ学生は、トリミングのカット技術向上に重点を置いて実習経験を増やしながらトリマーにも必要な動物看護学やドッグトレーニング、ペットビジネスをバランスよく学びます。
コースに分かれず
全員がペットのことを
トータルに学ぶ
- ◯ トリミング実習Ⅰ
- ○動物形態機能学
- ○動物感染症学 など
- ○動物行動学
- ○ドッグトレーニング実習
- ○ビジネスマナー
- ○ドッグウェア
etc…
トリマーコース
- ○トリミング実習Ⅱ
- ○トリミング実習Ⅲ(発展編)
- ○動物内科看護学実習
- ○動物臨床検査学実習 など
- ○動物行動学
- ○ドッグトレーニング実習
- ○パソコン実習
- ○ペット経営
etc…
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トリミング専用の道具の使い方、トリミング(グルーミング)の手順、お客様とのコミュニケーションの仕方などを学びます。まったく初めて学ぶことを前提に、経験豊かな教員が手を取ってていねいに指導します。
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犬のカラダの仕組みや部位ごとの名称を知るとともに、各犬種の歴史や特徴・性格、犬種ごとのトリミング法などを教室で学び、犬の健康管理や実技に活かします。
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猫のカラダの仕組みや部位ごとの名称を知るとともに、各猫種の歴史や特徴・性格、猫種ごとのトリミング法などを教室で学び、猫の健康管理や実技に活かします。
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1年次からモデル犬(本物のワンちゃん)を使って実習します。まずは基本となるシャンプーからスタートし、ムリなく着実にハサミを使ったカットをおぼえていきます。
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2年次は1年次で積み重ねた基礎実習をもとに、より高度なカット技術を必要とする犬種を扱っていきます。また、将来ペットサロンなどに勤めることを見据えて、同じ犬種でもさまざまな体質・性格の動物を体験し、どんな要望にも的確に応えられるプロトリマーをめざしてさらに腕を磨きます。
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2年次にトリマーコースを選択した学生は、さらに多くのトリミング実習を経験します。実習時間に比例して経験頭数が増えますから、さまざまな犬種にふれられるとともに、同じ犬種であってもお客様のご要望に合わせた、より様々なカットスタイルに挑戦でき、プロとしての高い作業効率・適応力と自信が養われます。
1975年創設の姉妹校・中日トリミングスクールから受け継いだ指導ノウハウと、実習に使う犬の圧倒的な数、他校の追随を許さない実習時間の量で、プロトリマーとしての確かな実力を磨きあげます。
トリミングに関連する資格
- ◯プロフェッショナル・ドッグ・トリマー《本校独自》
- ◯ドッグ・トリマー《本校独自》
40年以上培ってきた
プロのテクニックを
基礎からていねいに指導。
本校の歴史は1975年、中部初のトリマー養成校として誕生した中日トリミングスクールから始まります。その実績をベースに1998年、専門学校セントラルトリミングアカデミーが開校。あわせて40年以上にわたり、ペットの現場で活きたノウハウを培ってきました。その長年の蓄積をベースに、情熱あふれる教員がまったく初めての人にもわかりやすく、手を取ってていねいに指導。2年間でプロドッグトリマーとしてのスタートラインへと導きます。
実習は1,000時間以上。
ムリなくムラなくムダなく
一歩一歩学びます。
トリミングの授業では、シャンプーや道具の使い方、消毒、安全な犬のサポート(保定)などの基本からスタート。実際のモデル犬・猫とふれあいながら、学生全員が1,000時間以上のトリミング実習を経験して一歩一歩学んでいくほか、2年次にトリマーコースを選んだ学生はさらに多くの実習に取り組み、より多彩な犬・猫に接して経験を深めます。また動物のカラダの仕組みや感染症など動物看護学を早期から学習することで専門知識の定着をはかっています。
年間20,000頭以上の犬・猫を
モデルに、どんなケースにも対応
できるスキルと自信を養います。
実習で扱う犬・猫は専属のモデルではなく、すべて家庭のペットたち。各ご家庭からお預かりし、きれいにトリミングをほどこしてお返しします。その数はなんと年間2万頭以上。種も性格も年齢もさまざまです。実際のペットサロンには、いろんな犬・猫がトリミングを受けにきます。セントラルトリミングアカデミーの実習では、お客様を選べないプロトリマーと「同じ条件」で経験を積むことができ、社会に出てもスムーズに職場になじむことができます。
さまざまな犬種とふれあって、未来に活かせるスキルを磨く。
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1健康チェック
事前にケガなど異常がないかチェックするよ。
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2ブラッシング
汚れやもつれをなくすためにていねいにブラッシングしよう。
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3シャンプー
耳に水を入れないように、しっかり洗ってあげよう。
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4ドライ
被毛の流れを整えながら乾かすには、テクニックがいるんだ。
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5イヤーケア
ちゃんとケアしないと、病気の原因にも。
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6ネイルケア
人間と同じように深爪もあるよ。切りすぎに気をつけてね。
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7カッティング
(シザーリング)ハサミは親指だけを動かして。最初はその練習からスタート。
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8道具の手入れ
大切な道具は使ったら消毒してオイルでお手入れを。
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9後かたづけ
後かたづけが終わるまで、最後まで気を抜かないで。
- プロのトリマーは、お客様からのご要望のとおりにカットすることが求められます。将来プロとしてやっていくためには、どんな要望にも応えられるよう技術を磨くとともに、カットのレパートリーを増やしておく必要があります。プードルをモデルにしたカットの例を紹介しましょう。
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- シュナウザーカット
- シュナウザー(別の犬種)と同じようにヒゲと眉毛を残し、頭と背中を短くカットして仕上げます。胸もとと胴サイドの「飾り毛」が、アクセントになっています。
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- テディベアカット
- 今プードルではテディベアカットが主流です。顔のカタチに合わせてバランスよくカットするのがポイント。ペットサロンで注文されることも多いので、しっかり身に付けておく必要があります。