動物看護学科
3年制


動物看護を中心に
4分野をトータルに学ぶ
1年次はトリミング、動物看護、ドッグトレーニング、ペットビジネスの全4分野を学びますが、2~3年次は愛玩動物看護師の国家資格取得に重点を置きます。

卒業後の進路
- トリマー
- トリミング講師
- ペット販売
- 家庭犬訓練士
- 動物病院業務
- 愛玩動物看護師(国家資格)
- ブリーダー
- ドッグトレーナー
- ペット預かり業
- 動物介在活動
動物看護に関する資格
- 愛玩動物看護師《国家資格》
- アニマル・ヘルス・テクニシャン
(本校独自資格) - ペットフード販売士
動物看護学科の特徴

動物看護師だけでなく、トリマーも覚えておきたい動物看護学。
動物のカラダの仕組み、感染症や予防などの動物看護学の専門知識は、動物看護師だけでなくトリマーにも必要です。動物の皮フや耳・目などのトラブルはペットサロンで働く中でも出会う回数が多いのですが、正しい知識があれば、病気の早期発見につながります。また言葉の通じない動物だから、ちょっとした異変でも飼い主さんに教えてあげることが必要です。1年次やトリマーコースの2年次でも、動物看護師資格の必須カリキュラムの一部を学びます。
検査や手術まで可能な
セントラル動物病院を併設。
業務経験のある獣医師や動物看護師の指導のもと実地に学ぶことで、教科書では学べない「コツ」も身に付けることができます。また授業に特化した動物病院として「セントラル動物病院」の開設届出を行っているため、糞や尿検査といった基礎実習だけでなく、採血の補助や血液検査・レントゲン検査、さらに獣医師による手術まで実習室でできる環境が整っているのも、セントラル動物専門学校の特長です。


国家資格「愛玩動物看護師」
によって活躍の場が広がる。
国家資格を取得した愛玩動物看護師は、獣医師の指導のもとで採血やマイクロチップの挿入などを行うことができるようになります。特に後者のマイクロチップは、2019年の改正動物愛護法に基づき、2022年6月から犬・猫の販売業者に動物への装着が義務づけられるため、国家資格を得た人の活躍の場が広がります。なお入院動物の世話や診断を伴わない検査など、従来の動物看護師が行ってきた業務は国家資格がなくても可能です。
カリキュラム
1年次
2年次
3年次
動物看護学の基礎分野を主体に
トリミング、ドッグトレーニングなどの
4分野を学ぶ。
1年次はクローバーカリキュラムで
4分野を広く学ぶ
1年次での学び
動物看護
- 生命倫理・動物福祉
- 動物形態機能学
- 動物栄養学
- 動物感染症学
- 動物看護概論など
ドッグトレーニング
- 愛玩動物学Ⅰ
- 動物行動学Ⅰ
- ドッグトレーニング実習
トリミング
- 動物愛護・適正飼養実習
- トリミング実習Ⅰ
ペットビジネス
- ビジネスマナー
臨床動物看護学を学んで応用力を身に付け、基礎分野の理解を深める
-
「愛玩動物看護師」指定
カリキュラムとトリミング実習など
本格独自学科を学ぶ - 本格独自資格取得
(アニマル・ヘルス・テクニシャン)
2年次での学び
動物看護
- 動物臨床看護学各論
- 動物薬理学
- 動物内科看護学、実習
- 動物外科看護学、実習
- 動物医療コミュニケーション
- 動物臨床検査学、実習
ドッグトレーニング
- 動物行動学Ⅱ
- ドッグトレーニング実習
トリミング
- トリミング実習
ペットビジネス
- 適正飼養指導論
- ペット関連産業概論など
インターンシップを通じて
知識と技術の実践力を身に付け
国家試験合格をめざす
-
科目履修と動物病院で
就業体験をする。 -
インターンシップ試験対策
-
国家試験受験
3年次での学び
動物看護
- 生命倫理・動物福祉
- 動物形態機能学
- 動物栄養学
- 動物感染症学
- 動物看護概論など
ドッグトレーニング
- 愛玩動物学Ⅰ
- 動物行動学Ⅰ
- ドッグトレーニング実習
トリミング
- 動物愛護・適正飼養実習
- トリミング実習Ⅰ
ペットビジネス
- ビジネスマナー
動物看護の学び
-
動物形態機能学
皮フや骨格、心臓や消化に関わる臓器など動物のカラダの仕組みを理解します。
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動物臨床看護学各論
動物形態機能学で学んだ動物のカラダ(部位)に対応する病気の症状や予防法・治療法などを学びます。
-
動物感染症学
猫のカラダの仕組みや部位ごとの名称を知るとともに、各猫種の歴史や特徴・性格、猫種ごとのトリミング法などを教室で学び、猫の健康管理や実技に活かします。
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公衆衛生学
動物どうしでうつる感染症や、人にもうつる人畜共通感染症について学び、動物病院やペットサロンなどで道具や院内を消毒する方法を学びます。
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動物臨床検査学実習
病気の状態や兆候を知るため、血液・糞尿の検査など、実習を通じてさまざまな検査方法を身に付けます。
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動物医療コミュニケーション
獣医師や他の動物看護師とのチームワークや、飼い主さんとの円滑なコミュニケーションを学び、より能率的でスムーズな病院運営につなげます。
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動物内科看護学実習
犬・猫のふだんの健康管理や診療の補助に必要な基礎知識を学び、身体検査や採血・投薬・輸液・輸血などについて理解します。